絶対に見るべきおすすめアニメや漫画を実写化した映画10作品はこれだ!

最近では、アニメや漫画の実写化作品が多く制作されています。

そんな中「この作品の実写化は無理があったんじゃないかな…」なんて思った経験が、皆さんにもあるのではないでしょうか?

特に原作ファンの方の目は厳しく、自分の好きな作品がちょっと残念な形で製作されてしまうとガッカリですよね。

そこでこの記事では、筆者が原作も映画も観た中で、これはいい!と思ったアニメ実写化映画を10作品ご紹介します!

実際にすべて観た上での評価しているよ!

ミミ

アニメ・漫画を題材にしたおすすめの実写化映画10作品を紹介!

アニメや漫画が実写化された映画をすべてあげるとなると膨大な数になってしまいます。

そもそも、すべての作品が良いわけではないですし、失敗だったんじゃない?というものあります。

そんな中でも特にこれは見てほしいという作品がこの10作品です。

おすすめ作品

  • NANA(2005年公開)
  • デスノート(2006年公開)
  • テルマエロマエ(2012年公開)
  • るろうに剣心(2012年公開)
  • ALWAYS 三丁目の夕日(2015年公開)
  • 俺物語!!(2015年公開)
  • デトロイトメタルシティ(2015年公開)
  • 銀魂(2017年公開)
  • 坂道のアポロン(2018年公開)
  • 曇天に笑う(2017年)

音楽でも感動する『NANA』

出演/中島美嘉、宮崎あおい(2005年公開)

女性から絶大なる支持を得ている漫画家矢沢あいさんの大ヒット作品です。

原作は21巻まで続いていて(矢沢あい先生が急病につき現在は休載)映画は前半を主に描いたもの。

彼氏と同居するために東京に出てきた小松奈々(宮崎あおい)と、ミュージシャンとして成功するために東京に出てきた大崎ナナ(中島美嘉)が、ひょんなことをきっかけに同居するところから話が始まるのですが、中島美嘉さんがナナそのもの。

中島美嘉さんは本職は歌手なので演技力でいうと正直拙いところはあります。

しかし、それが気にならないくらいナナの持つカリスマ性やミステリアスな雰囲気が中島美嘉さんとリンクしています

そして登場する時間はそれほど長くないのに強烈な印象を残したのは川村幸子を演じたサエコさん。

幸子のムカつくほどの可愛さ。

「わざとだよ」この一言で男だけじゃなく女もズキュン!とさせることができるのは、サエコさんしかいないはず。

また、ナナ率いるBLACK STORNSのライバルでもあるバンドTRAPNESTでボーカルを務めるのは伊藤由奈さん。

中島美嘉さんが歌う「GLAMOROUS SKY」も大ヒットしましたが、伊藤由奈さんの「ENDLESS STORY」も日本レコード大賞で特別賞を受賞するほどの大ヒット。

内容はもちろん、音楽でも感動することができる映画でした。

ミミ

新規のファンも満足できる『デスノート』

出演/藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香(2006年公開)

週刊少年ジャンプで連載されていたDEATH NOTEの実写化

個性的すぎるキャラクターや、12巻に及ぶ難解なストーリーを約2時間におさめるのは難しいと誰もが思っていました。

ですが、映画ではオリジナルシーンを取り入れるなど、原作未読の方にも分かりやすい内容に作られていて、上手くまとめられているなという印象です

もちろん原作ファンが観たいシーンなどはバッチリ抑えてあり、原作ファンはもちろん新規のファンもどちらも満足できる内容になっていました。

この作品は松山ケンイチさんの出世作と言われていますが、その通り作中での松山ケンイチさんの存在感は抜群。

Lという非常に難しいキャラクターを独自のセンスで完璧に作り上げていました。

主人公、夜神月役の藤原竜也さんは期待通りの名演技。舞台で培った、遠くの観客にも伝わるような派手な演技が夜神月にピッタリです。

Lのスピンオフ作品「デスノート the last name」も公開されているので、松山ケンイチさんのLにハマった方はそちらも併せてご覧ください!

ミミ

大人も子供も楽しめる『テルマエロマエ』

出演/阿部寛、上戸彩、北村一輝(2012年公開)

主な登場人物であるローマ人を、阿部寛さん、北村一輝さん、市村正親さんなど日本の芸能界屈指の「濃い顔」の俳優陣が演じたことでも話題になりました。

映画ではオリジナルキャラクターも登場し、原作のエピソードを基にしながら新たなストーリーが繰り広げられます。

CMやキービジュアルからも十分伝わってくると思いますが、終始笑いの絶えないコメディ映画で、阿部寛さんが真剣な表情や真面目な演技をすればするほど、ぷっと吹き出してしまいます。

内容は決して難しくないですが、ローマの歴史や銭湯やお風呂の歴史もちょとだけ学べるシーンもあり面白いですよ!

キャッチコピーの「ひとっ風呂、タイムスリップしませんか。」というフレーズの通り、お風呂に入るくらいの気楽な気持ちで観ていただきたいです!大人も子供も楽しめる作品になっています。

ミミ

主役クラスの役者が多い『るろうに剣心』

出演/佐藤健、武井咲、吉川晃司(2012年公開)

この作品の見どころは何といっても剣術アクション!

原作が漫画なので、漫画特有の「実際じゃありえない技や動き」があるわけですが、そこを佐藤健さんは難なく再現しています。

まさにるろうに剣心の世界がスクリーンに広がっているわけです。

また、「京都大火編」「伝説の最期編」と前後編2部作として作られているので、原作の大事なシーンを端折るわけでもなく、とても丁寧に登場人物の心情などが描かれていて、人間ドラマとしても非常に高いクオリティとなっていました。

キャスティングも本当に素晴らしく、志々雄真実役を藤原竜也さん、宗次郎役を神木隆之介さんなど実力派揃い。

更に剣心の師匠比古清十郎役を福山雅治さんが務めているわけですからお腹一杯!

主役クラスの役者さんが周りをぎっちり固めているのです。

キャスティング、内容、描写、全てが完璧な作品でした!

ミミ

一息つきたいときに『ALWAYS 三丁目の夕日』

出演/吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子(2015年公開)

2005年第29回日本アカデミー賞にて全部門(13部門)でノミネート

また2006年日本アカデミー賞の最優秀発表では13部門のうち12部門で最優秀賞を受賞するなど、映画化として大ヒットした作品ですが、この作品も原作が漫画なのをご存知ですか?

原作者は西岸良平さんで「三丁目の夕日」というタイトルで連載されていました。

昭和33年の下町を舞台とし、夕日三丁目に暮らす人々の様々な暮らしや、温かな交流を描いています。

リアリティあふれる街の風景や、その時代を生きた人々の心情が丁寧に描かれていて、実際にその時代を生きていた世代の方々にはもちろん、昭和を知らない世代からも絶大な支持を得ました。

古き良き時代の人情や、初めて家にテレビが来た時の高揚感など、その時代を知らない世代から見て羨ましいものがあり、この時代を経験してみたかったな、と見終わった後思うはずです

BGMや登場人物全てが温かく、観ていてとても心が安らぎます。現代社会に疲れ、一息つきたいときには是非この作品を観てほしいです!

ミミ

女性にも男性にもおすすめの『俺物語!!』

出演/鈴木亮平、永野芽郁、坂口健太郎(2015年公開)

優しくて力持ちな、純情で不器用な高校生剛田猛男を鈴木亮平さんが熱演。

原作ファン的には、何よりキャラクターと俳優さんのリンク率が気になるところですが、鈴木亮平さんのハマり具合は100%!

なんとこの役を演じるため体重を30キロも増量したとのこと。

告知の画像などで顔をまじまじと見ると、太い眉毛や漫画的な表情にちょっと違和感を覚えますが、物語が始まってしまうと何も感じません。

それよりもここまで完成度高く演じることができる鈴木亮平さんはやっぱりすごい!と改めて思います。

少女コミックが原作なだけに、大人の方は観るのを躊躇ってしまうかもしれませんが、大人の方にこそ観てほしいです。

「早く気付いてー!」ともどかしい気持ちになりつつ、笑って泣けて、最後には心がほんわかと温かくなります。もちろん女性にも男性にもおすすめ!

ミミ

信者の発言が面白い『デトロイトメタルシティ』

出演/松山ケンイチ、加藤ローサ、秋山竜次(2015年公開)

キャッチコピーは「僕がしたかったのは…こんなバンドじゃない!」

おしゃれなポップミュージシャンとして成功するためレコード会社と契約したつもりが、何故かデスメタルミュージシャンとしてデビューすることになり、しかもカリスマ的存在になってしまう!

という設定だけでかなり面白いですが、主人公の根岸祟一を松山ケンイチさんがかなり好演していて魅力が倍増しています

普段の地味で純朴な青年から、クラウザーⅡ世として放送禁止用語を連発するクレイジーな役まで、松山ケンイチさん一人で演じているとは思えないくらいの演技力に脱帽。

まさにカメレオン俳優です。

普段の祟一が歌うポップミュージックをカジヒデキさんが担当されていて、デスメタルミュージックを歌うシーンはヘヴィメタミュージシャン冠徹弥さんが担当するなど音楽にもかなり気合が入っています。

ライブシーンではDMC(デトロイトメタルシティ)信者の発言もかなり面白いので注目してみてくださいね!

ミミ

実写化は絶対不可能言われていた『銀魂』

 

出演/小栗旬、菅田将暉、橋本環奈(2017年公開)

週刊少年ジャンプで長年連載されているこの作品。

ありえない設定や、激しいバトルシーン。

また漫画特有の個性的すぎるキャラクターたちが多いため、この作品も実写化は絶対不可能と思われていました。

原作者の空知英秋さんも「ちょっと豪華なコスプレ大会」とハードルをかなり下げていたため、ファンの方たちは全く期待していなかったのですが、続々と公開される、かなりいい線ついてるキャスティングに良い意味で裏切られました。

その上「勇者ヨシヒコ」や「33分探偵」などヒットメーカーの福田雄一監督がメガホンを握るのだから面白くないはずがない!

原作に忠実に物語を進めていく中に福田雄一テイストがふんだんに組み込まれていて、非常に面白いです

小栗旬さんや菅田将暉さんは安定の演技力で、すんなりと架空のキャラクターを実在のものにし、橋本環奈さんは可愛い顔から想像できないような下品なセリフを言ったりと、かなり振り切って演じられています。

脇役の方たちも豪華で、皆さんいい味出してます!第1弾がヒットし、第2弾が翌年2018年に公開。

ミミ

見終わった後の満足度は高い『坂道のアポロン』

出演/知念侑季、中川大志、小松奈々(2018年公開)

筆者は、アニメ→映画→原作の順で「坂道のアポロン」という作品を堪能しましたが、映画はとても上手く構成されいて、原作の持つ魅力を最大限に引き出していたと思いました

中でも最大の魅力は音楽で、劇中でジャズを演奏するシーンは思わず指先でリズムを取りたくなるはず。

若手の俳優陣が、若さゆえの苦悩や青春の甘酸っぱさを好演しています。

特に主人公の知念侑季さんの悩み苦しむ表情はとても美しく、小松奈々さんの田舎の子っぽい雰囲気を残しつつの可愛さ、非常に役にハマっていたと思います。

メインキャストは皆さん若い方たちですが、脇役にディーン・フジオカさんや、主題歌に小田和正さんの楽曲を使用するなど締めるとこ締めているので、見終わった後の満足度は高いです!

ミミ

原作未読の方にもおすすめの『曇天に笑う』

出演/福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝(2017年)

文明開化の明治初期を舞台に、若手俳優さんたちが様々な個性あふれるキャラクターを演じます。

国のために使命を果たす政府の特別部隊「犲(やまいぬ)」や、政府転覆を目指す忍者「風魔一族」、そして主人公の天火を筆頭とする三兄弟たちなど主要キャラクターは全て男性。

次から次へと目まぐるしくイケメン俳優さんたちが出てくるので女性にとって非常に目福な作品です

筆者が初めてこの作品に触れたのはアニメででしたが、正直ただのイケメンアニメだと思っていました。ところが見続けると内容の深さにビックリ

ところどころ涙なしでは見れないシーンもあり、久しぶりにいい作品に出合った!と感動しました。

そんな作品なだけに期待大きく劇場版を観に行ったわけですが、福士蒼汰さんの天火が予想以上に適役。アクションシーンもなかなか激しく、後から知った情報ですがノースタントで挑んだようです。

他の俳優さん方の体を張ったアクションも見ごたえ十分!

内容は原作をぎゅっと詰め込んだ印象でしたが、非常に分かりやすく作られているので原作未読の方も是非ご覧ください。

ミミ

まとめ

人気原作の映画化は、原作ファンの期待にもこたえなければいけないし、原作未読の方にも分かりやすく作らなければいけないし、とても難しいものです。

ただどちらにも言えるのは、話題性を狙って、ただ人気の俳優さんを揃えればいいというものではないですよね。

クオリティを上げるためには、やはりキャラクターにあったキャスティングと、原作の世界観を壊さないストーリーの構成でしょう。

今回は総合的に優れているな、と思う作品を挙げてみました。

お気に入りの作品と出会えれば嬉しいです!

こんな作品を紹介してほしい!などあればいつでもコメントくださいね^^

ミミ

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